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06 | 2017/07 | 08

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黄昏の岸 暁の天。 



年に何度か小説ばんばか消化していく時期があるんですけどたぶん今それが来てる。
2週間前くらいに読んだ十二国記のシリーズ。
陽子が登場する話ではこれが最新なんですよね。



黄昏の岸 暁の天(そら)〈上〉―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)黄昏の岸 暁の天(そら)〈上〉―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
(2001/05/15)
小野 不由美

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黄昏の岸 暁の天(そら)〈下〉―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)黄昏の岸 暁の天(そら)〈下〉―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
(2001/05/15)
小野 不由美

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新潮社版待ちきれなくて既に出てるの買っちゃった。


ぶっちゃけこの章は今出てる巻だけじゃ評価できない。
だって完結してないんだもの。


ただ凄く面白かった。それだけは言える。
今まで出てきたキャラ揃い踏みで、そうそうたる顔ぶれ。
あいつも出るのかこいつも出るのかでテンション上がりまくり。
ちょっと内容がくどいというか長ったらしい感じはあったけど、ラストのカタルシスに向けての下準備としてはバッチリ。



だから早く続き出してくださいよぉ!!



でも確か十二国記の新作は予定されてるはずなので、それを心待ちにさせてもらおうかなぁ。
それがこの話の続きじゃなかったら悶絶モノだな……w。

ていうか小野不由美先生の作品早くKindleで配信してくださいよ頼むから……。
つっても十二国記の新刊がある程度出て紙媒体で売れた後くらいじゃないと出しそうにないなーと半ば諦めてます。

陽だまりの彼女 感想。 




現在映画も公開中の小説「陽だまりの彼女」を読みましたので軽く感想を。


陽だまりの彼女 (新潮文庫)陽だまりの彼女 (新潮文庫)
(2011/05/28)
越谷 オサム

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内容紹介
幼馴染みと十年ぶりに再会した僕。かつて「学年有数のバカ」と呼ばれ冴えないイジメられっ子だった彼女は、モテ系の出来る女へと驚異の大変身を遂げていた。でも彼女、僕には計り知れない過去を抱えているようで──その秘密を知ったとき、恋は前代未聞のハッピーエンドへと走りはじめる! 誰かを好きになる素敵な瞬間と、同じくらいの切なさも、すべてつまった完全無欠の恋愛小説。


全335ページ(文庫版)とわりかし短く、文もかしこまったものにせず会話を多めにして、難しい表現はあまり使っていない。
そのため読みやすくて間口が広い、あまり本を読まない人にも読みやすい内容になっていると思います。

導入部分も個人的には結構好きですね。
運命を思わせるような再会から一気に仲が深まっていく。そっから結ばれるまでは微笑ましく読む事が出来ました。


ただ中盤辺りからは、読み進めていく度に「大して魅力的じゃない男女のイチャイチャ見せられるのってツラいな」と思わせられる展開で、正直楽しめなかった。
主人公もヒロインもそんなに素敵には思いませんでしたし、カップルの平凡なやりとりをただ続けられていくのは退屈でした。

しかし、終わりには意外な結末が待っているらしいことをある程度評判とか噂で聞いていたので、どんなものが待っているんだろうとそれを楽しみにページを捲っていたんですが……。
なんていうか「は?」で始まり「は?」で終わるような話の締め方でした。
たしかに意外な結末なのかもしれないけど、これは所謂「超展開」というやつで、自分は正にそれに「置いてきぼり」にされた、って言う感じですね。


もうあんまり深くは書きませんけど、なんというかうーん、、、それやっちゃったらなんでもありなような。。。
第一結婚して生活してたんですよね?それは「えぇ……」とならざるを得ない。「超展開で置いてきぼり」とは別に「倫理観的に置いてきぼり」を食らった感じ。。。
後ブライアンがどうのこうのを想像するとこえーよ……。

あと親御さんが結婚に反対してたのもイマイチ納得出来ないし。そんなに強く反対するような理由は見受けられなかったけどな。度を越した気まぐれってこと?それなら言葉濁さず言えば良いだけだし……。
「なんとなく反対するべき」って親の愛と勘で察してたのかな、そういう解釈で収めておこう。



まとめ
話題作でありベストセラーでもある今作ですが、個人的にはちょっと楽しめなかったです。
読み終わった後まず最初に「これラノベ?」って思いました。本当に素直な感想として。(ラノベを腐してる訳では全く無いですよ、念のため)





[info]この記事にタイトルはありません。 


十二国記 図南の翼を読んでいたらこんな時間に……。


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「この国を統べるのは、あたししかいない!」


面白かったー。風の海迷宮の岸ではさらっと描かれてた昇山がこれほど大変なものだったとは。
シリーズでも間違いなく一番登場キャラが強烈な本作のインパクトは凄い。

風の万里黎明の空では小憎たらしい偉ぶった娘ってイメージを強く植え付けられましたけど、口ばかりで何もしない、人の死を目の当たりにしてすら動こうとしない周囲の人に反発して自らの行動で意思を示すその様は、正に王器。
シリアスなようなどこかすっとぼけているような絶妙な空気はどんな時もへこたれない珠晶の気概あってのものなんだろうなぁ。


やっぱ十二国記は最高に面白いです。いつの間にか読み上げてしまう。
でもこれ絵面が地味すぎてアニメ化とかは難しいんじゃないかな、希望する声は上がってたみたいだけど……。




うん、ていうかこれに夢中になってていつの間にか日が変わるから取り急ぎ書いただけです……w。
また個別に感想書くつもり。

船に乗れ!3章読了。 


2章を読んでから随分と長い時間が経った気がしますが、「船に乗れ!」最終章を読み上げました。


船に乗れ! Ⅲ (ポプラ文庫ピュアフル)船に乗れ! Ⅲ (ポプラ文庫ピュアフル)
(2011/03/04)
藤谷治

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個人的な意見ですが、これは紛れも無く青春小説の傑作だと感じます。

想い人と心通わせながら音楽のすばらしさを知る1章「合奏と協奏」。
確かにあった絆が砕かれ、素晴らしい過去と現在の孤独な自分とのあまりのギャップに絶望する2章「独奏」。
そしてそれらを全てまとめて受け止めることの出来た3章「合奏協奏曲」。

どの章にも心震える描写があり、葛藤があり。成長があり。
扱っている題材や問題はありがちなものながら、よく練られた構成と確かなディティール、精緻に描かれる人物の関係や感情のおかげで大いに作品に入り込める。
以前にも言いましたが、音楽という聴覚に因るものを題材にしながら、ここまで文章でその高揚感や一体感、演奏に夢中になっている人達の没入感を描けているのは、本当に凄い。
その魂の溶けるような瞬間、こうまで見事に描写できるっていうのは、もう感嘆の念しか出てきません。


最初にちょっと読みにくさを感じる文章ですが、慣れてくればもうスラスラと。
1巻での心通わせるやりとりを微笑ましく感じることができたら、この作品はきっと楽しめることと思います。

かなり面白いのに、あんまり話題になってないのは不思議だなぁと思っていましたが、今度舞台化をするそうで。
舞台を見る慣習はないので恐らく触れる機会はないかと思いますが、この作品が原題ならきっと素晴らしい物になるんだろうな。



読んで良かったと思わせる素晴らしい青春小説。
合奏時の気迫に押されるようなその文章と展開は、是非とも味わってみて欲しい珠玉のものだと自分は思います。

気になった方は是非1巻を手にとってみて下さい!オススメですよ!

ワタシの一行。 




現在新潮文庫の企画で「ワタシの一行」というサイトが発信されています。


ワタシの一行


この企画について細かな趣旨を書くのはさすがに長いので簡潔に言うと、
自分の思う「小説の素晴らしい一行」を教えあい、また自ら考えることでもっともっと書物に触れる機会を増やしていこう、というのが目的のサイトなんですね。

多くの著名人や有名人の「ワタシの一行」を発表しており、更にもちろん一般の方々の投稿も受付けています。
自分の好きな本の一文や、思わず惹かれてしまう一文に出会えるかもしれないこのサイトは、一目見た時から気に入っていました。
色んな方の紹介するその一行と、それについての軽い書評を読んでいるだけでも、なんだか良い体験をしたような気がして、そしてその中でも特に強く惹かれるものを見つけることが出来たり。
このサイトは自分にはまさにその役割を存分に果たしてくれました。

なにかよい小説を読みたいと思っている方は、ここを参考にしてはどうでしょうか。自分の応援している本や著名人の投稿が、意外と掲載されているかもしれないですよ。







ちなみに自分の中での「ワタシの一行」は、これ。


木島の目をまっすぐに見つめた。挑戦的に。私の心が見える?見てもいいよ。何でも見ていい。木島なら。木島だけだ。

佐藤多佳子 『黄色い目の魚』


人との付き合いがヘタな女の子村田みのりが、気になる男子木島に自分の心の一番弱い場所に触れられそうになった際、逃げ出したくなる気持ちを抑えて真摯に相手と向きあおうと決意した場面。
この決心と成長と、二人が純粋に相手を想うその気持ちの瑞々しさが大好き。
他にもいっぱい書きたい部分はあるけど、一番はここ。勇気を出して踏み出すこのシーン。
……一行っていうか何ていうかですけどまぁそんな細かい所は別にね?






以上。
嬉しかったのは、十二国記が結構挙げられていること。
小説での「許す」ってセリフは、至高の言葉だからなぁ。その言葉を言う物語の始めと終わりで、陽子の境遇も心も何もかもが違いすぎる。その対比と成長っぷりが素晴らしすぎるから。


後、掲載されてる中で一番痺れたのは
「新撰組副長が参謀府に用がありとすれば、斬り込みにゆくだけよ。」
って一行かなぁ。かっこ良すぎるw。
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