冬目先生の「幻影博覧会」を読みました。
相変わらず面白いなぁ先生の本は。
えーと、舞台は大正辺り、主人公は探偵業を営んでいます。
そして助手志望として訪れた真夜という少女・・・・この二人を中心に話は進んでいきます。
この真夜という少女が中々に謎めいており真夜の不思議な能力や海外を回っている親との問題がこの作品の本筋ですね。
しかし基本は探偵業を営んでいる主人公の事件の数々を描いています。その中で真夜の能力も徐々に判明してくる、といった感じ。まぁ真夜の能力についてはまだほとんど分かってはいませんがw。
この作品は大正が舞台ということもあり、
かなり雰囲気が独特。まぁ冬目先生の作品はもともとかなり独特ですけどw。その中でも現代ではなく過去の時代を取り扱っているため、冬目先生のファンならそれだけでも十分魅力的に感じるんではないでしょうか。
取り扱う事件もワンパターンではなく、殺人もあれば詐欺もあり、幽霊騒ぎやら密輸まで・・・・。色々ウィットに富んでいるので飽きることもないかと。
事件を解決していく中での主人公と真夜の掛け合いが楽しい。何だかんだ言いつつ良いコンビで見ていて微笑ましいですねw。
冬目先生の作品では毎度思うことですが、登場人物も非常に魅力的。主人公は優しく人間味に溢れてて相当好感持てますし、真夜もミステリアスな雰囲気の中でたまに見せる反応や表情が非常に可愛い。探偵事務所に愛着が湧いていく描写がしっかり描かれていて感情移入もしやすかったですね。
後は弟の智。男だって言うのにやたら可愛いw。素直で兄思いでちょっと照れ屋で・・・・中性的な顔立ちがそれに拍車をかけて・・・・・・・はっ、いかん!智は男、智は男・・・・・。
あんまり紹介記事で書くことではないかもしれませんが、
真夜の能力は「アカシックレコード」で間違いないんじゃないでしょうか。未来人と言うにはあまり自分の境遇を理解できていないし、となるとやはり
アカシックレコードを読み取ることが出来る、と考えるのが妥当だと思いますね。
これについてはそろそろ次巻辺り分かってくる事だと思います、楽しみに待っときましょう。
個人的には
ACONYよりも面白かった。イエスタデイも少し合わなかったので、羊のうたの次に好きな作品かも。まぁそこはイエスタデイ全巻集めてから決めようかな・・・・・w。
とりあえず十分オススメの作品。冬目先生の作品が嫌いでない人になら是非オススメしたい作品です。今のところ2年に一度新刊が出てますね・・・・w。
オススメ度
★★★★☆ 星4つ